マレーシア旅行記ーその4ー
2日目
クアラルンプールの強烈な日差しで目が覚めた。東南アジア特有のスコールが降る時もあるけれどこの日の朝は雲ひとつない快晴。
休みの日は遅くまで寝ていたい体質なのだが、せっかくの連休、海外旅行だからという理由ともう一つワケあっていつもより早く起きられるように頑張りました。それが、、、
バクテーの発祥地クランに行ってみたい!(またバクテーかよ)
ちなみにこの旅肉骨茶多めです。
肉骨茶嫌いな方申し訳ございません🙇♂️
マレーシアでは肉骨茶を朝食として食べる文化があり朝8時から営業している店も多く昼過ぎには売り切れて閉まってしまう店もあるとのことでしたので早起きしたまでのことでして。。。
肉骨茶好きならやはり発祥の地で元祖肉骨茶なるものを食べてみたいなと。
讃岐うどん好きなら香川へ、お好み焼き好きなら大阪へ食べに行かないと始まらない、みたいな感じと理解してもらえたらわかりやすいかと(行ったことないけど)
しかしクランという街はKL中心部から車で1時間以上かかり、電車で行くにも目的の肉骨茶のお店は駅からだいぶ離れており結構不便なところにあります。観光客が行こうとするとタクシー一択になるのかなと。また、口コミだと「知り合いのマレー系の方と一緒に行くのがベストです」とあっさり書いてあったのですが、何せそこはただの一般人、土地勘もなければもちろん知り合いのマレー人などいやしません。
しかしそれも勉強、旅の恥はかき捨てだと念じまぁなんとかなるだろうの精神で(ただバクテー食べたいだけ)いざタクシーに乗り込んで出発です
マレーシアでは基本メーター制のタクシーが多いとのことでしたが、稀に事前交渉制のタクシーもあるとのことで、もちろん中学英語程度の能力しかない私にはハードルが高くボッタクられないようにメーター制のタクシーを見つけて乗り込みスマホを見せクランに向かいます
初乗りが6リンギット、どんだけ安いんだよ
一応メーターがきちんと動いているかは常時確認しておきます
1時間かけてクランに到着しました
海外の建物ってカラフルなのが多くて可愛げです。
そして目的の四眼仔肉骨茶に到着
ちなみにgoogleMAPで検索する際「four eye bak kut teh」(そのまんま)と入力すれば出ます
めちゃくちゃローカルなお店でとても観光客がいるような様子はなくアウェイ感がすごいです
すると、店のおばちゃんがティーパックのたくさん入ったカゴを持ってきて「どれにする?」的な感じで選ばせてくれます。(ウエルカムドリンク?)
しかしほとんどのティーパックの文字が読めず
これしか読めなかったので迷わずチョイス(多分鉄観音)
ここからが難題、オーダーしようとするのだが、
お分りいただけるだろうか
メニュー全然読めねーよ!!!(勉強してけよ自分!!!)
多分一番左上がスープバクテーで、「乾」がドライバクテーかなぁと思われます
注文しようとしたところ、おばちゃんは多分マレー語しか話せない人で、仕方なくボディランゲージで指差し注文しても全く伝わらない汗
それを見越してか奥から英語のできるおじさんが注文を取りに来てくれました。
こんなバカのくせにローカルな店に来てごめんよ(心からの謝罪)
そしてやってきました
具は揚げ豆腐、豚肉スペアリブ、湯葉、キノコがたっぷり入っており、心なしかコク・旨味もかなり濃厚で、でもしつこくなくいくらでも食べれそうなくらい美味しかったです。ちなみに今回食べたバクテーの中で圧倒的一番です。
やはり本場というところでしょうか
そしてこの揚げパンをスープに浸して食べるのが病みつきになる程美味しいです
パンよりご飯派ですがこのパンとスープなら朝からでもいけるくらい自分の口には合ってました。スタミナもつきそうだしマレーシア人が朝食にするのもうなづけます。
もちろんご飯とスープを合わせても超美味💞
スープをペットボトルで販売してほしいレベルです。
ほんと日本でバクテー流行ってほしいなと思います。
値段も都市部で食べる肉骨茶より安いです。
お代わりしたいくらいでしたがまた言葉が通じないのはめんどいなと思い我慢。
帰りはGrabタクシーで
ちなみにマレーシアではGrabは一般的な配車サービスでuber的なもので、私日本で一度も配車アプリを使ったことがなく、マレーシアで人生初の配車アプリを経験しました。使ったことがある方なら当たり前でしょうが、とにかく便利、その一言に尽きます。
言葉もわからず土地勘もなく駅までかなり離れているところからスマホひとつでタクシーを呼べて、事前に金額が決まっているので交渉の必要もなく、当然遠回りされて過剰請求されることもないなんてこれほど観光客に優しい制度があるなんて本当にありがたい限りです。
ちなみにiOSでもandroidでもアプリがありますので日本にいる間にダウンロードしておけば使えます。ただし支払いをクレカで済ませたい場合は現地で登録しないといけないのでご注意を(現金でも支払い可能)。またマレーシアでSIMを購入して電話番号をゲットしておけば緊急連絡先としても登録できます、タクシーが遅れそうな際に運転手から連絡が来ますのでアプリから登録しておけば大丈夫です。
近くにいるタクシーを地図上で表示してくれて配車を頼めば、運転手の名前・顔・車のナンバーまで表示されるので間違うこともなく指定の場所まで来てくれて確認してから乗り込みます。
また運転手の評価を5段階で見れるようになっており5つ星のドライバーを選んでおけばまず問題ないとのこと。
実際お世話になった運転手さんもかなり優しかったです。自分が日本人だと分かった際にすぐにラジオで日本の曲をかけて和ませてくれました(なんの曲か全くわからんかったけど)
星5つ以外の評価をされると客が寄り付かなくなるせいなのか、本当に親切にしていただきました、このご恩は一生忘れないでしょう。
特に「星5つ付けてね」などと押し付けられることもなく安全運転でチャイナタウンまで運んでくれて文句なく星5つ付けさせていただきました。
マレーシア旅行の際はGrabを使用することをお勧めします。
そしてチャイナタウンでぶらぶら。シンガポールもそうでしたがチャイナタウンって狭い路地に無数の店が立ち並んでてほとんどが偽ブランドの物売りなんですが見てるだけで楽しいです。
スリマハマリアマン寺院
KLタワーがよく見えます
なんてブラブラしてたらあっという間に時間は過ぎ、昼食の時間
昼ご飯はこれも有名店「南香飯店」でチキンライスを食べようと思います
すでに2時過ぎというのにそれなりにお客さんがいます、さすが人気店といったところでしょうか(小並感)
ここのチキンは鶏肉がジューシーで骨もほとんど混じっておらずこれまた美味。ライスも鶏の出汁が効いててかなり美味しいです
メニューに日本語表記もあるのが嬉しかったです、日本から来る人も多いんでしょうね。
次はマレーシアで行ってみたかったあの場所へ行ってきます(バクテーではありません)
ーつづくー