Que Sera Sera

日々の雑感、旅行記、趣味など綴ってます。ご興味のある方是非読んでいただけると幸いです

【ネタバレあり】トイストーリー4【閲覧注意】

突然ですが、昨日見た映画の話を。

 

普段あまり映画を観にいかないのですがトイストーリーシリーズは全部劇場鑑賞。1〜3はBDで所有。

2010年に公開されたトイストーリー3で完璧なエンディングを迎えトイストーリーシリーズの完結を見届けてから数年後驚きの新作の制作発表があってから数年、ずっと待っていたんです。

待ちくたびれたくらいですよ。

 

あんな完璧な感動のエンディングを迎えた後の新たな展開とは何ぞや!?とワクワクしながら、鑑賞予定2日前からできる事前購入で座席指定をする気合の入れよう。

そして迎えた当日。

 

やはり公開してからすぐの話題作ってかなり混みますよね。隣の人に気を使って観るのは嫌なのでなるべく空いてる夜の時間帯をチョイスしたにも関わらず夜9時の回は結構混んでた。でも隣に人も座ってないしやはりこういう時田舎住まいは便利だと感じます。

 

ケトジェニックダイエット中のため、泣く泣く大好きなお供のポップコーンとコーラは我慢して、くるみとコカコーラプラスを持参していざ鑑賞です!

 

簡単なストーリーを書き上げますと、

新たな持ち主、ボニーを見守るウッディたち。ウッディは“おもちゃのしあわせは子供のそばにいること”と考えていました。そんな彼らの前にある日突然現れたのは、ボニーの手作りおもちゃ「フォーキー」。彼はボニーのいちばんのお気に入りにもかかわらず、自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまいます。 ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、かつての仲間ボー・ピープとの再会し、新たなおもちゃたちとの出会います。そこでウッディが知った“見たこともないおもちゃの世界”とは?

といったところです。

 

 

【ここからネタバレ】

先に評価を言っておくと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大満足です!!!

10点中9点はいくでしょう。

 

 

 

結構他のサイトでの評価を見てみると、低評価が多いみたいですが自分としては十分満足できる内容でした。

 

 

そりゃ、3に比べたら物足りなさは感じます。3のスケール、エンディング、完成度高過ぎですもん。。。

 

 

 

まず、映像のクオリティどんどん上がってますね。おもちゃの質感の高さたるや!

 

 

 

 

 

 

ストーリー順に追ってみますと、まず9年前のシーンから物語は始まりますがいきなり家の外で排水路で流されそうになってるラジコン(1でウッディとバズが乗ってトラックを追いかけてたあのラジコン、そもそもなぜ排水路にいたのかは不明)を助けるシーンがありまたまたウッディの超人(超おもちゃ?)的活躍で救出に成功、そして次にいきなりボーピープ(1でウッディといちゃついてたお人形)が他の家に引き取られていくシーンが来ますがそこでウッディはボーを助けようとしますがボーは「おもちゃはいつか失くされたり他の人の手に渡るものだから」とあっさり別れを告げウッディはやむなく見送ります。ボーはおもちゃなのに案外ドライというか、大人というか。。。

 

そして、現在に戻りウッディ達の新しい主人ボニーとのシーンでボニーは押入れからバズやジェシーを取り出しておままごとを始めるのですがウッディは蚊帳の外、押入れから出さないどころか保安官のバッジだけ外してジェシーに付けて遊んでいる始末。

 

これウッディ辛かったろうなぁ、アンディの時はあまり受けてこなかった扱い。いや、バズが来た時は結構ほったらかされてたか。

 

そして大きくなったボニーは保育園の体験入学に連れてかされるのですが内気なボニーは他の子と打ち解けられず一人でいるところを心配でついてきたウッディがゴミの中から使えそうなものをボニーの前に置きボニーは先割れスプーンに目と手と足を付けた「フォーキー」という自作のオモチャを作り出します。

ボニー工作能力高いやん、んで先割れスプーンだけどフォーキーって名前にするのね。

ただこのフォーキー、元々ゴミ箱にいた材料から作られたので自分をゴミだと思ってすぐにゴミ箱に入りたがりウッディはボニーのためにフォーキーがゴミ箱に入らないよう見張るようになります。

 

 

そしてボニーが家族とキャンピングカーで移動遊園地に出掛けるシーンへ。

 

その道中、フォーキーがキャンピングカーから抜け出してしまいウッディは探しに向かいます。無事見つけ出し一緒に車を追いかけます。

この道中フォーキーとウッディはなかなか噛み合わないのですが少しずつ心を通わせていきます。

 

そして遊園地に着くのですがその途中にあったアンティークショップでボーの匂いを感じ取ったウッディがその店に入ってボーを探すのですがそこで出会ったのがギャビーギャビーという腹話術の人形のような女の子とその家来の腹話術人形達。共にアンティークショップ内を散歩するのですが、ギャビーギャビーの本当の狙いは自分のボイスボックス(ギャビーギャビーの背中にもウッディと同じ紐を引くと話す機能があるのですが壊れてます。)とウッディのボイスボックスを交換することだと気付いたウッディは腹話術人形の追跡をかわし逃げ切ろうとしますがそのアンティークショップの店の子供に連れられてしまい、フォーキーはギャビーギャビーに囚われてしまいます。

なんとかアンティークショップに戻ろうとするウッディは途中久々にボーとの再会を果たします。

ボーは今は持ち主のいない迷子のおもちゃとして他のオモチャと共に楽しく暮らしていて、ウッディはフォーキーを助けるためにボーに協力を依頼しますが、ボーは元々そのアンティークショップにいたことがありギャビーギャビーは危険なオモチャだから諦めろと言いますが、最終的に同意します。

ボーが中心となって救出作戦を指揮してくのですがボーのアクションの凄さったら!前そんなアクションするキャラじゃなかっただろ!と観客全員でツッコミをいれるくらいキャラ変してます。

 

一方バズは一向に帰ってこないウッディを心配し単身探しに向かい無事?合流し共にフォーキーの救出に向かいます。

 

アンティークショップの中には家来の腹話術人形数体と猫がいて、ウッディ達の行く手を阻みます。1度目の救出作戦は失敗に終わり、そこでボーは諦めろと言いますが、ウッディは諦めようとしません。

そこでウッディはボーに向かい「迷子のオモチャには持ち主がどれだけオモチャを愛してるかなんて分からないんだ」と言います。

対してボーは「あなたはフォーキーを助けたいんじゃなくて、ボニーに気に入られたいからやってるだけでしょ」と言います。

 

このシーン、グッときましたねぇ。

確かに今までのシリーズでは仲間思いのウッディは自らの身を顧みずに仲間を助けに行きますが、今回に関してはボーの言う通りなんですよね。まだフォーキーと出会って間も無いウッディはボニーに遊んでもらえない寂しさからフォーキーを助けることで自分の寂しさを紛らわそうとしてたんですね。個人的にはこのやり取りが後になってウッディの心境に変化を与えたのだろうと思います。

 

そしてもう一度救出作戦に出るのですがそこでギャビーギャビーに会い、自分のボイスボックスが直れば子供に遊んでもらえると思って長い間遊んでもらえず苦しんでいた事実を聞かされウッディはある決断をします。

 

 

 

 

ウッディは自分のボイスボックスをギャビーギャビーに移植?させ、自ら喋る機能を放棄したのです。

 

家来の腹話術人形が移植させたのですが、メチャ器用やなと思いました。

 

 

またその後お店の女の子がいる時にギャビーギャビーは声を出して気を引き、初めて遊んでもらおうとするのですが女の子はあっさり「いらない」と言ってゴミ箱に捨ててしまいます。

 

おい、ウッディの捨て身の献身あっさり砕けたやないか!!とつっこんでしまうほどアッサリでした。

まぁ、そうなるだろうなと予想はしてましたが。

でもその後無事ギャビーギャビーは他の女の子に引き取ってもらえてウッディの献身は無事身を結びます。良かった良かった。

 

そして無事フォーキーを奪還しボニーの元に戻ろうとし、そこでボーと別れようとするのですがバズが「ボニーは大丈夫だ、自分の内なる声に耳を傾けろ」と言います。それに対しウッディは"ある重大な"決断をします。

 

 

 

 

 

 

 

そう、仲間の元に帰らずボーと共に歩む決断をします。そしてボーとウッディは旅を続け、バズ達はボニーの元で暮らすというエンディングを迎えます。

 

いやー、今までのシリーズならあり得ない展開でした、今作の一番の見せ場でしたね。

 

初めてウッディが自分の意思で仲間から離れることを選ぶ瞬間が来るなんて!

 

今までのシリーズでは絶対あり得ない展開に、昔からのファンからは批判も多いようですが、自分的にはアリだと思います。

 

普通ならウッディがボーを誘ってまたみんなで一緒に暮らすというのでもいいのでしょうが、ありきたりですし感動が薄れるような気がしてしまいます。

 

ウッディはボーの自由な生き方に共感したのかなと思います。

 

このエンディングの方が次回からのストーリーに期待が持てますもんね!

だからこの作品はトイストーリー4というより、トイストーリーseason2の第1話だと思ってます。今までとは違うよって感じを出したっていいんじゃないかな。

 

次のストーリーでは、どこかでバズ達のピンチにウッディとボーが救世主の如く現れたり、またその逆もあるかもしれないし。妄想は膨らみます。

 

個人的には、今後子供達がゲームやスマホに夢中になってる現代にオモチャの立ち位置はどーするんだろうってテーマで描いて欲しいなぁとも期待します。

 

長々と綴りましたが、もし映画を観た方がいれば感想など教えていただければと思います。

 

また何か映画を観たらコラム書こうと思います。